« 2017年1月 | トップページ | 2017年3月 »

2017年2月

2017年2月26日 (日)

いまの議会でも取り上げます。

東日本大震災発生から、もうすぐ6年。
本日は、地元・「豊野地区災害対策協議会」(時田美野吉会長)の設立総会、そして、それに関連して行われた坂口隆夫氏(市民防災研究所理事)の防災講演会に出席しました。

この各自治会等の自主防災組織の連携を広げる、豊野地区の先進的な取り組みは、今後、春日部市全体災害対策モデルとなる可能性のある、大変意義あるチャレンジです。

.
現在会期中の市議会の私の一般質問(3月13日午後2時ころより)のテーマのひとつが「災害に強いまちづくり」ですので、そこでも取り上げる予定です。

Nec_1657
Nec_1653

Nec_1656







2017年2月24日 (金)

こうさくジャヤーナル17号、遅くなりました。

 昨年12月の春日部市議会の市政報告、こうさくジャーナルNO.17がやっと完成しました。

 現在、もう次の3月議会が行われています。諸事情ありまして発行がだいぶ遅れましたが、ご覧ください。

メインタイトル

第2子以降の「保育料無料化」は充分可能 

 埼玉県全体では人口が増える中、春日部市の人口は減り続けており、とりわけ、子育て世代の市外への流出に、私は大きな危惧を抱いています。そんな状況下にあっても、市の認識とは違い「待機児童が増えているのでは」との疑問から、一般質問のテーマとして取り上げました。

 

■一般質問1

 

子育て世代の流出を止めるために

■古沢 まず、子育て世代と呼ばれる20代から40代までの方々の、ここ数年の本市への転入数と、他市への転出数について伺います。

〇答弁(子育て支援担当部長、以下同)転入数につきましては、平成25年度は4807人、265372年、274800人。転出のほうは、平成25年度は5227人、265372人、275214人となっております。

■古沢 つまり、ここ数年、子育て世代の市外への転出が、転入を毎年400人以上、上回っているということですね。

 それでは、その状況下においても認可保育所に入れない、いわゆる待機児童数について教えてください。

〇答弁 年度当初は、平成25年度が3人、平成264人、273人。年度末におきましては、平成25年度が108人、平成26年度154人、平成27156人でございます。

■古沢 その人数は、これまで何度も議会で答弁された数字で、市の認識としては、「年度当初は待機児童はほどんどなく、その後、年度中にお子さんが誕生されたりして、年度末は、0歳児を中心にそこそこの数になるが、次年度の初めにはまたそれを吸収できるので、本市では待機児童の問題はそれほど深刻には捉えていない」ということだったと思います。

 しかし、その「待機児童数の数え方が自治体によってばらばら」であることが問題化しており、国(厚労省)では、今年度中に待機児童の定義、数え方の統一を目指す動きがあります。つまり、例えば、保護者の方が休職中の場合や育児休業中のケースを待機児童数に加えるのか、加えないかという基準が自治体によって違うということですが、本市では、どのように待機児童数を算出していますか。

〇答弁 保護者が求職中、育児休業中、また特定の保育所等を希望している場合は待機児童数から除いております。

■古沢 では、仮にそれらのケースを加えた場合、待機児童数は何人になりますか。

〇答弁 その場合、年度当初は平成25年度が25人、2619人、2723人。年度末におきましては、平成25年度が179人、26年度が240人、平成27年度が270人でございます。

▼  ▼  ▼

「隠れ待機児童」は増えている

■古沢 いまの答弁で分かったことが2つあります。1つは、前述されたケースを合わせると、待機児童数がかなり増えること(平成27年度で114人)。もう1つは、3年間の推移を見ると、認可保育所に入れていないお子さんが確実に増えている、という事実です。

 私は、子どもを預けたい方や市内の保育関係者にいろいろとお話を伺いましたが、いま春日部は「待機児童が増えている」と感じている方が少なくありませんでした。この感覚と市の認識とのずれは、ひとつには、待機児童の数え方に原因があると考えています。

 これまで待機児童数に入れてこなかった、いわば「隠れ待機児童」がかなり存在するとすれば問題だと考えますが、この数え方を変える考えはありませんか。

〇答弁 現在国におきまして待機児童の定義を統一する動きがありますので、その動向を注視しながら、対応を図って参ります。

■古沢 少なくとも「春日部市には待機児童問題は存在しない」という認識を改めて、今後対応することを要望します。

▼  ▼  ▼

小規模保育所「ゼロ」の改善を

■古沢 こうした待機児童を受け入れるパイをもっと増やすために、「子ども・子育て新制度」の趣旨に添い、小規模保育や保育ママ(家庭的保育)などの「地域型保育」を積極的に活用して、困っている親御さんたちを救済するべきではないでしょうか。地域型の代表格である「小規模保育所」の認可数について、本市と近隣他市の状況をご答弁ください。

〇答弁 本市において、小規模保育事業の施設はございません。近隣他市につきましては、さいたま市が57施設、越谷市29施設、草加市5施設となっております。

■古沢 春日部はゼロですか。各自治体によって状況は違うでしょうが、近隣他市との差があまりにも大き過ぎますね。本市では、国の推進する地域型保育を活用して、待機児童を解消していくという考えはないのですか。

〇答弁 本市の基本的な方針としましては、民間認可保育所や幼保連携型認定こども園により待機児童の解消を目指すこととしておりますが、小規模保育事業を活用しないというわけではございません。開設を予定していた施設がありましたが、認可要件を満たすことができず、認可に至らなかった経緯がございます。

■古沢 しかし、「子どもの数が減る中で、あまり認可数を増やしても市の財政負担になるので、たとえ基準を満たしても認可は難しいかも」と市の担当者から説明を受けた、という小規模保育所の関係者の声もあります。それが事実かどうかは別にしても、もし、子どもが減ることを前提に保育事業を行っているとしたら、それは本末転倒でしょう。子どもが減らないための環境を整えることを、市は考えるべきです。

▼  ▼  ▼

保育料無料化の検討を

■古沢 小規模保育等の認可も含め、市の予算をもっと子育て関連事業にシフトするべきと私は考えます。

 具体的に、2子以降の保育料の完全無料化を提案します。実際、本市と予算規模がそれほど変わらない兵庫県明石市では、市長のリーダシップの下、第2子以降の無料化を行い、子育て世代の人口が急増しています。

〇答弁 受益者負担の原則、公平性などの観点から、保護者の方には、所得に応じて応能負担として保育料をいただいております。

■古沢 それでは、石川市長に伺います。第2子以降の保育料無料化を行うとしたら、1億円程度の予算で可能です。検討する考えはありませんか。

〇答弁(市長)子育て、保育所の運営につきましては、保護者の方々にもご理解をいただき、一定の負担をしていただくものと考えております。

■古沢 「子育て世代の市外への転出超過」という現状、そして、それなのに、「待機児童は増えている」という、認識と危機感を持った上で、改めて、子育て関連事業への大胆な予算シフトを強く要望します。

 

◎明石市の人口Ⅴ字回復のわけ

 今回、質問の中で取り上げた明石市では、泉房穂市長が就任してから、第2子以降の保育料無料化に必要な予算を初めに市長権限で確保し、残ったお金で全体の予算編成を行うよう職員に指示を出す、という手法を取り成功しています。

 今回、保育所だけ無料化するのは、「受益者の公平性を欠く」との答弁もありましたが、改めて試算してもらったところ、幼稚園に通っているお子さんを合わせても、約2億円強程度の予算で、第2子以降の保育料の無料化が可能なことが判明しました。子育て世代の市外流出に伴う、人口減少問題の解決を図れる可能性があるのなら、出し惜しみするほどの金額ではないと私は考えますが、皆さまはいかがでしょうか。

 

■一般質問2

こんなにあった! 新電力導入の効果

 

~小中学校や公共施設への導入で、費用とCO2が大幅カット~

■古沢 最近、本市がスピード感を持って新電力の導入を進めていることについて、評価しています。

 そこで、環境面、コスト面においてどんな効果があったのかを伺います。まずは、昨年度までの経過をご説明ください。

〇答弁 (環境経済部長、以下同)平成257月より新電力の導入をいたしました(以下略。表を参照)。

■古沢 昨年度までの小中学校と教育センターへの導入だけも、大きな効果があったことが分かりました。では、平成28年度に入ってからの動きについて教えてください。

〇答弁 7月から新たに23の施設で導入しました(以下略。表を参照)

■古沢 さらに大きな効果があることが確認できます。今後のさらなる導入予定についてはどうですか。

〇答弁 11月より旧倉松川排水機場ほか6施設で使用する電気調達の入札公告を告示しています。導入予定施設は、排水機場のほか、クリーンセンター、学校給食センターでございます。これに加え、12月からは、指定管理者による管理施設である、総合体育館、市民体育館、庄和総合公園などで、新電力の導入を始めているところです。

■古沢 では、近隣他市での新電力導入状況はどうなっていますか。

〇答弁 さいたま市、草加市、越谷市、三郷市、久喜市などが導入しています。越谷市では、昨年から小中学校・公民館において導入しました。

 なお、本市の導入状況は、合わせて76施設、導入割合では82パーセントほどとなります。

▼  ▼  ▼

削減した財源を、有効活用するために

 この取り組みによりコスト削減した分については、何となくいろいろな事業の財源になって消えていくというのではなく、使途を明確にしていったほうが、さらに効果が上がると考えますが、いかがでしょうか。

〇答弁 (総合政策部長、以下同)各課の取り組みにより生じた財政効果額は住民福祉の増進に必要な事業の財源として活用しており、どの事業の財源になったかを示すのは難しい状況です。

■古沢 各担当課が実施した意欲的な取り組みによってコスト削減したケースについては、その担当部局の予算に反映させるのが自然ではないでしょうか。新電力導入による削減分は、環境政策に使う、あるいは、施設ごとに、学校で削減できたものは学校の修繕費に充てるなどすべきではないでしょうか。

〇答弁 取り組みを進めた担当課に優先的に予算を振り分けることは、行政改革を推進するために必要な考え方です。今後も限られた財源を有効活用してまいります。

 

◎導入効果は予想以上

 私は市の財政や環境面への配慮、そして、自然エネルギー推進の立場から、これまで何度も議会で既存の大手電力以外の新電力の導入を訴えてきました。その熱意が伝わり、市が新電力を積極的に導入する後押しになったとすれば、取り組んできた甲斐があったと思います。

 今回の質問で、いまや、春日部市の公共施設の8割以上が新電力と契約しており、環境、コスト削減の両面で大きな成果を挙げていることがわかりました。

 

■視察に行ってきました

宿泊できる、元小学校の道の駅

 

~千葉県鋸南町「道の駅・保田小学校」~

 春日部市議団の研修で、千葉県鋸南町にある『道の駅・保田小学校』を訪れました。この道の駅は、文字通り、統廃合により使わなくなった小学校をそのまま使って、町が公共施設を再生させた事例です。

 体育館を利用して地元の農産物を直売したりしていますが、もともと教室だった部屋に宿泊もできるということで、全国から多くの観光客が訪れており、いまとても注目を浴びています。

 施設内を歩いていると、小学校だった時に子どもたちが使っていた小さな机やイス、跳び箱などがそのまま利用されていたりして、何だかノスタルジックな気分にさせてくれます。親子連れの来場者が多いようですが、たぶん親の方がワクワクしてここを訪れるんでしょうね。

 春日部市も、小中学校の統廃合が進みつつありますので、廃校利用の観点から、また、観光で全国的に知名度の高い、クレヨンしんちゃんゆかりの場所を遠くから見に来て下さっても、宿泊施設がほとんどない、というのが本市の現状ですので、いろんな意味で参考にすべき事例だと感じました。

 

■市政最新情報

1.議会報告会、初の試み

 例年、春日部市議会では、秋に議会報告会を行っています。これまでは、議会側からの報告が中心で、最後に少し質疑応答の時間を設ける程度でしたが、私の所属する広報広聴委員会で「もっと議員と市民の方々が対話することが重要」と提言させていただき、初めての試みとして、今年度は後半部分で議員と市民の方々が混じっていくつかのグループに分かれ、各テーブルごとに意見交換をさせていただく形をとりました。

 まだまだ改善の余地はありますが、おおむね、参加された市民の皆様からは好評を得ました。

 

2.中央図書館も民間運営へ

 庄和図書館や武里図書館は、すでに市の直営ではなく民間会社が運営を行う指定管理制度を導入していますが、次年度(平成2941日)より、中央図書館もこの制度に移行することになりました。管理者に指定された()図書館流通センターからは、カフェコーナーの設置や図書通帳導入などの提案がなされています。

 

3.待ち時間解消のために

 市立医療センターの自動精算機による会計の待ち時間が長い、という利用者の方々からの声に応える形で、1階ロビーにある精算機をこれまでの2台から、3台に増設しました。精算機の前で長い時間立っているのが辛い方もいらっしゃいますので、今回の増設により、少しでも待ち時間が短くなることが期待されます。

 

 

編集後記

いま世間では、アメリカ大統領に就任したトランプ氏や、東京都の小池百合子知事の動向が大きな注目を集めています。これだけ、国や自治体のトップの一挙手一投足が連日メディアで取り上げられるのも珍しいことですね。

この2人の人柄や、政治家としての資質がどうかは別として、改めて認識したのは、リーダーが替わると、その組織の在りようは大きく変わるんだな、ということです。

春日部市では、今年の10月に市長選挙が行われる予定です。関心がない、という方もおられるかもしれませんが、700億円を超える市の予算をどこにいくら使うのかは、リーダーである市長の考え方が大きく影響します。例えば、教育や子育て分野に関心が高い人物であれば、今議会で私が提案したような保育料の無料化なども検討するでしょうし、市民の健康や体力向上を重視するのであれば、スポーツ施設の整備等を急ぐでしょう。

いずれにしても、組織には自身のビジョンを明確に語り、それを実行するリーダーの存在がたいへん重要ですね。

2017年2月22日 (水)

小中学校体育館トイレの洋式化など

今週から春日部市議会が始まりました。以下のような内容を含む議案について、話し合われます。
・29年度予算・・・豊野小の屋上外壁工事、小中学校体育館の洋式化(八木崎小、川辺小、春日部中、東中、葛飾中)、接骨院等におけるこども医療費・ひとり親家庭の医療費の窓口払い廃止、春日部駅構内通り抜け補助(未就学児と保護者、障がい者、高齢者等)などを含む)
・公共施設の民間委託・・・市民活動センター(ぽぽら)、男女共同参画推進センター(共に平成30年度より)

Nec_1642.

いま、市役所1階ロビーには、市内小中学生の書道優秀作品が展示されています。ご覧にお越しの際は、議会傍聴にもお寄り頂ければ幸いです。

ちなみに、私が登壇する一般質問は、3月13日に決まりました。また、詳細、お知らせ致します。

« 2017年1月 | トップページ | 2017年3月 »

2018年7月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        

最近のトラックバック