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2017年8月

2017年8月 9日 (水)

市政報告、リニューアルして発行します!

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◎こうさくジャヤーナルNo.19

6月議会・一般質

小規模保育所、来年度から活用へ

質問1 待機児童の定義変更を受けて

これまで自治体ごとにバラバラだった保育所の待機児童の数え方を統一する新定義を、国が本年3月に示しました。春日部市では待機児童に数えなかった「預け先が見つからず、やむを得ず保護者が育児休業を延長した場合」も、今年度からは含まれます。それによる待機児童数の増加と、これまで春日部市にはなかった小規模保育所について質問しました。

【質問】古沢こうさく

●新定義に沿った待機児童の数を、いつから正式に発表しますか? また、それにより、春日部市の待機児童数はどう変化しますか?

●待機児童解消のため、近隣市が実施しているように、国の推進する小規模保育事業を活用する考えはありませんか?

【答弁】子育て支援担当部長

○本年10月から調査を始め、新定義による待機児童数を把握していく予定です。新定義により、春日部市の待機児童数は一定程度増加することが予想されます。

【答弁】市長

○今後は、小規模保育事業等の活用も含め、待機児童解消に取り組んでいきます。

*小規模保育所とは

02歳の乳幼児を預かる保育施設。定員が619人と少なく、きめ細かい保育を行えるメリットがある。普通の保育所は都道府県が設置の許可を出すが、小規模保所は市町村が独自に認可できる。

◆ポイント◆

ゼロから3つへ 私は待機児童解消のために小規模保育所の活用を以前から強く求めてきましたが、ようやく、市は来年度から小規模保育所を認可する方向で動き出し、予定では3施設ほど認可される方向です。ちなみに、現在の小規模保育所の数は、さいたま市57施設、越谷市29施設に対し、春日部市は未だ認可数ゼロとなっています。

10月以降に 今年度当初から新定義に沿って待機児童数を発表する自治体が多い中、春日部市は10月以降に移行する方針です。

待機児童は増える 春日部市の今年度当初の待機児童数は、昨年までと比べて大幅に増えましたが、新定義に従うと、さらにその数は増加します。

質問2 多文化共生による地域の魅力アップを

本年度の市長の施政方針には、市内在住の外国人との「多文化共生」の豊かなまちづくりを進めることが示されています。

ただ、多文化共生の社会とは、外国人はもとより、社会的弱者になり得る、女性や子ども、高齢者、障がい者など、さまざまな個性や多様性を持った人々が、共存して成り立つ社会です。こうした社会を築くことは、人口減少の進む春日部市の魅力アップにもつながる非常に重要な課題です。春日部市に暮らす外国人が抱えている問題を含め、多文化共生について質問しました。

質問】古沢こうさく

春日部市在住の外国の方の人数と、その方々が抱える諸問題、そして、それに対する市の対応についてお答えください。

現在行っている国際交流事業の理念について、また「地域と外国人とのつながり」を示す事例を挙げてください。

先進国との交流だけでなく、開発途上国との交流や支援事業はありますか?

 

【答弁】市民生活部長

①平成29年4月1日現在の外国人住民登録者数は3443で、主な国籍別の人数は、中国926人、フィリピン733人、ベトナム331人、韓国・朝鮮292人、パキスタン235人で、全体として増加傾向にあります。

最も多い課題は言葉の問題です。その対応策として、無料の日本教室を実施したり、保育所の面接や学校編入の手続き等にあたっては、ボランティア通訳者の活用を行っています。

②日本語スピーチコンテスト等の各種事業を行う理念・目的は、外国人の方のメリットだけでなく、携わる日本人スタッフが多文化共生の意識、また国際感覚を育むところにあります

地域と外国人との交流では、昨年、市内にトレーニングセンターを開設した国際人材育成機構で学ぶアジアの若い実習生たちが、地元自治会のお祭りで神輿を担いだり、草むしりなどの地域活動に積極的に参加している例があります。

 

フィリピンの子どもたちへ、学用品や制服などを購入する費用の支援事業を行っています。平成24年度からは児童を対象に、28年度からは高校生に対しても支援を開始しました。

◆ポイント◆

日本人の気づき 各種国際交流事業が、日本人の側のさまざまな気づきや成長を促す場としても位置づけられていることは重要です。

途上国支援 私は国際協力分野で働いた経験がありますが、フィリピンでは、基本的に公立学校は無料です。しかし、それ以前に制服代や交通費が工面できないため、就学できない子どもが少なくありません。地方自治体が同じ先進国の都市との交流ばかり行うのではなく、途上国支援を積極的に行うことは意義深いことです。

多様性を受け入れて 米国のポートランド市は、さまざまな多様性を受け入れる土地柄で、その地域性に共感した人々が全国から集まってきて、驚異的なペースで人口を増やしており、世界的なスポーツメーカーのNIKEも本社を置くほどです。多文化共生の社会の構築が、市の発展につながることの証明です。

視察に行ってきました

住民の声を取り入れた廃校利用の事例

高校生のサッカー学校の寮に

 廃校を「宿泊できる道の駅」として再生させた千葉県鋸南町につてい本誌17号でご紹介しましたが、少子化による小中学校の統廃合が進む中、全国ではさまざまな形での廃校利用が始まっています。私の所属会派(新風会)の視察で訪れた奈良市では、廃校となった小学校を、将来、サッカー選手を夢見る高校生たちの寮として使う取り組みがスタートしています。

春日部市においても、複数の地域で小中学校の統廃合がすで決まっており、使われなくなる学校の有効利用は大変重要な課題となっていますが、今回訪れた奈良市の事例のポイントは、地域住民や民間企業の意見を取り入れ、廃校利用を「地域の課題解決」につなげようとしている点です。

過疎化の影響で廃校となった奈良市立並松小学校のある同市都祁地区には、定員割れの状態にある県立山辺高校が存在しています。そこで、奈良市は同地区内で大型レジャー施設(サッカー場完備)を運営する地元企業と地元自治会、そして、山辺高校と4者協定を締結。市は地元企業が提案した、「山辺高校に入学する高校生を対象としたサッカーアカデミーを開校し、廃校を彼らの学生寮として使用する」案を採用しました。

 この取り組みにより、市は地域の過疎化と地元高校の定員割れ、雇用減少等の問題の解決を目指しています。ちなみに、同事業では市が廃校を民間会社に貸与し、寮生ひとりあたり、月々3000円の使用料が市に支払われる契約となっています。

全国では、この他、介護施設や老人福祉施設、知的障害者授産施設、保育所、企業のオフィス、病院として使うなど、多種多様な廃校利用の動きがあります。

 昨年、春日部市は廃校となっていた旧沼端小学校を、都内に本社を置くコンサルタント会社に売却しましたが、奈良市の取り組みにならい、今後はもっと地元住民の意見や、廃校活用のアイデアを持つ民間企業や社会福祉法人、NPO法人等からの具体的提案(プレゼンテーション)を受け入れ、地域の課題を解決するような利用法を選択することも必要でしょう。

 

 

◆市政ニュース◆

■春バス新ルート、運行開始

春バス(コミュニティバス)の新規2路線の運行が710日から開始された。これまでの4路線と合わせて、合計6路線となる。

新路線はつぎの通り。

●赤沼地区 ~武里駅 ルート(運行日=月、水、金)

豊春 ~ 内牧 ~ 北春日部駅 ルート(運行日=火、木、土)

一台のワゴンバスが週3日づつ、日替わりで両ルートを走っている。

春日部駅の東西交通は?

春日部駅東西の回遊性を高めるため、前議会で富士見町地下道のバリアフリー化の方向性が固まったことに伴い、工事を実施するための調査関連予算案が今議会で承認された。ただし、エレベーター設置工事の完了は2年から3年後になる見通し。

 この他、今年10月から来年3月までの半年間、春バスの運休日となる日曜日に駅東西を連絡する乗り合いバスを運行する。

 また、8月から来年1月まで、駅構内通行費用の補助(対象=75歳以上の方、身体障害者手帳を有する方、未就学児とその保護者など。助成額=1か月あたり、ひとり1000円を上限に入場券購入の補助)を行う。しかし、手続きが煩雑なため、多くの対象者が利用するかは不透明。

 

小学校で給食問題が発生!

今年度に入り、市内5つの小学校(立野小、豊春小、宮川小、八木崎小、内牧小)で、給食が予定時間に間に合わない、またメニュー通りの給食が提供されないといった問題が発生していたことが分かった。

原因は、今年度から5校の給食調理を請け負った民間業者が、充分な人材確保等ができないまま新年度を迎えてしまったこと。各学校で給食を作る自校方式を採る春日部地域では、小中学校を数校ごとのブロックに分け、各ブロックごとに3年契約の制限付き一般競争入札を行い業者を選定している(ちなみに、庄和地域は給食センター方式)。

 この事態を受け、市は急きょ6月から新しい業者に切り替え、その後、給食は正常に提供されているが、問題の業者は衛生管理にも不備があったという報告があり、児童に健康問題が発生してもおかしくない状態だったといえる。

 

 

◎「出前・市政報告会」始めました!

市民の皆さまから市政についてご意見をお聴きしたり、本誌の内容について説明したりする場として、出前での報告会を始めました。どうぞご利用ください。

7月には、兼業農家の男性お2人と意見交換をしました。掲載に承諾いただきましたので、その様子や内容を参考までにご紹介します。(毎回紙面に掲載するわけではありません)

7月某日、春日部駅近くの飲食店。兼業農家の男性お2人と、主に「食と農」をテーマにお話ししました。お二方とも、私と同じ40代です。お聞きしたご意見やアイデアは以下の通りです。

●春日部市はもっと農業政策に真剣に取り組み、予算も使うべき。

特に庄和地区、内牧地区は農地も広く、ポテンシャル(潜在力)を秘めているから、将来的にもっと新しいことができるはず。

外国人対象の農業体験を行う観光農園など新しい試みは、幸手、宮代、杉戸などに後れを取っている。

春日部のお米をブランドに!ワイナリーに対抗して、米ナリー文化を育てたい。

私からは、最近注目されている太陽光パネルの下で農業を行うソーラーシェアリング(売電収入+収穫量増=収益アップ)の可能性についてお話しました。

このほか、春日部市は「市民参加型」という企画に制約が多過ぎて、実際には本来の市民参加になっていない、との厳しいご指摘もありました。こうしたご意見を、市政に届けて参ります。

 

 

 

◎古沢こうさく、どこへでも参ります!(出前・市政報告会)

2~3人からでも、

気軽にお声がけください!

「市政に言いたいことがある!」とか、「こうさくジャーナルに書いてあることについて聞きたい」という方はぜひご連絡ください。 23人の少人数でもかまいません。サークルや市民団体、ママ友の集まりなど、またテーマも、子育てから介護、スポーツ、学校や公民館のことなど、何でもかまいません。

市内どこでも、ご指定の場所(喫茶店やご自宅等)に参ります。

■連絡先

◆メール sdkosaku@nifty.com

◆電話 0487377237

■編集後記

「このハゲ~~」、「これ以上、私の評判を下げるな!」

最近、某女性国会議員による秘書への暴言が世間を騒がせていたせいで、「古沢さんは、秘書の人をあんな扱いしてないよね」と冗談交じりに訊かれることが何度かありました。

実際は、市議会議員レベルで秘書を雇っている人はほとんどいません。当然、私のような超庶民的議員は秘書などおらず、スケジュール管理から資料作り、そして、車の運転も全て自分でやっていますから、いくら仕事でストレスがたまっても、あのような暴言を浴びせる相手はいないので、資料作成をミスしても、道を間違えても、自分自身を叱るしかないわけです。

でも、確かに一般の方は、市議会議員や県議会議員も、国会議員と同じような環境の中で仕事をしているのだろう、と思われていてもおかしくありませんね。

 実際、今年初めに私が受け入れた議員インターンの学生さん(大学生が議員の仕事ぶりを間近で見て社会勉強する制度)から、「古沢さんを見ていて、議員も特別ではなく、普通の人なんだと思って安心しました」と言われました。正直、喜んでいいのかどうか、微妙な感想ですが(笑)。

 何にせよ、「政治家にとって言葉は命」ですから、そのことはしっかり心に留めながら、市政に取り組んで参りたいと思います。

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